血清検体銀行は高危険群ウイルス抗原、抗体および核酸を含んでいる人体から由来した血清検体で、感染した患者の血液から収集することができる。高危険群ウイルスに属する代表的な種類には、B型肝炎ウイルス(hapatitis B virus:HBV)、C型肝炎ウイルス(hapatitis C virus:HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus:HIV)、ヒトTリンパ好性ウイルス(human T lymphotropic virus::HTLV)などがある。銀行の主要機能は正確な高危険群ウイルス体外診断用医薬品の開発に利用(For establishment)、開発された高危険群ウイルス体外診断用医薬品の安全性、有効性評価のための臨床試験評価に利用(For validation)、許可された高危険群ウイルス体外診断用医薬品が持続的に正確な製品が生産されるように製品生産品質管理に利用(For verification)、高危険群体外診断用医薬品を使って診断する医療機関診断検査医学科検査室で診断正確度を高めて検査結果の品質管理に利用(For quality control)する。
細胞株を開発、確保、大量増殖および凍結保存し、保有細胞株を国内外研究者に分譲して、細胞株に関連した情報を研究者に提供している。細胞株保有面では世界5大細胞株銀行の一つである韓国細胞株研究財団(KCLRF,Korean Cell Line Research Foundation)は、UN傘下WIPO (世界知的財産権機構)が認めた世界34ヶ所の国際特許微生物寄託機関の一つとして、国際特許細胞株寄託機関の役割を遂行している。