基礎研究の活性化と国家発展に
(財)研究素材中央センターが共に寄与します。
国家指定研究素材銀行は
教育科学技術部/韓国研究財団の特性化奨励事業の
一環として1995年に始まり、現在、動物、植物、微生物、医学、物理、化学、
鉱物など多様な素材を収集し、分譲している 国家目的型素材銀行2ヶ所と 研究素材銀行32ヶ所と
微生物、人体由来、植物、動物、融合物質拠点センター5ヶ所が 指定され、活動しています。
素材銀行は個人研究者たちが取扱うのが困難な素材を発掘、収集、保管、維持、分譲する 基本活動と、各種セミナーとワークショップ、消息紙、ホームページなどを通じて 関連分野はもちろん、他分野の研究者たちが情報と意見を手軽に交換できる場を 設ける役割も担っています。
拠点センターは類似分野の素材を扱う銀行とネットワークをなして 研究素材の体系的な確保と関連研究者たちのクラスター形成および 効率的な素材の管理と素材銀行の成長を助ける役割まで担っています。
2008年には(財)研究素材中央センター(中央センター)が設立され、全研究素材銀行事業の 標準化と認証化が推進され、確保された素材は信頼性を検証できるようになりました。 中央センター統合システムを通じて、研究者たちに各種高品質の研究材料を適期に供給できるようになり、 素材認証、銀行員認証、銀行認証で研究素材銀行は国際的に認められるようになりました。
研究素材の発掘と効率的な利用のための世界各国の努力は すでに熾烈な競争状態に到達しています。 日本はすでに30年前から東南アジア各国の研究員を日本で教育させ、 各国の指導者になるように支援しており、 現地で研究所を運営しながら、多様な研究素材を確保してきました。 中国は第1次5ヶ年国家研究インフラ構築事業を1998年に始めて、年間1000億ウォン以上を、 このうち7ヶ所の微生物素材銀行にだけ年間450億ウォン以上を支援てきました。 現在は第2次5ヶ年構築事業の最終段階にあります。
これに比べ韓国の場合、現在33ヶ所の素材銀行が 年間平均1億ウォン未満の支援を受けています。 これは基礎科学と素材産業化に必ず必要な科学インフラの中心として活動するには あまりにも微弱な支援額で、国家戦略的レベルの画期的支援拡大が切実に要求されています。 各国は自国の研究素材員が海外に流出するのを防いでおり、 また、世界的にすべての研究と産業化に使用された素材の原産地を明らかにするように 要求している実情から現在の「支援戦争の尖兵」の役割をする 素材銀行に対する認識がまだ充分でないということが見られる一面です。
これから研究素材中央センターは研究素材銀行の統合管理を通じた基礎研究活性化はもちろん、 政策開発を通じた国家発展に寄与できるように最善の努力を尽くします。
(財)研究素材中央センター
センター長 リュギヒョン